
いぼ・ほくろ除去
いぼ・ほくろ除去
イボやホクロの治療法として、美容皮膚科や皮膚科で行われる「電気分解法」と「切除術」について詳しくご説明します。
どちらの治療法が適しているかは、イボやホクロの種類、大きさ、深さ、部位、患者様の希望などによって異なります。
1. 電気分解法
電気分解法は、電気メスのエネルギーを用いて、イボやホクロの組織を熱で破壊・蒸散させる治療法です。
比較的小さな隆起したイボやホクロ、首の周りなどにできるアクロコルドン(小さなイボ)の治療によく用いられます。
医師が患部の状態を確認しながら、少しずつ丁寧に組織を焼灼していきます。
メリット:
デメリット:
治療の流れ(一般的な例):
カウンセリング・診察: 医師がイボやホクロの状態、大きさ、数などを確認し、電気分解法の適応を判断します。治療法やリスク、費用などについて説明を受けます。
局所麻酔: 必要に応じて、局所麻酔を行います(注射またはテープ麻酔)。
電気分解: 電気メスを用いて、イボやホクロを丁寧に焼灼します。
術後ケア: 軟膏を塗布したり、保護テープを貼ったりする場合があります。医師から指示された術後ケアをしっかりと行います。
切除術は、メスを用いてイボやホクロを切り取る治療法です。比較的大きなもの、深いもの、悪性の可能性が否定できないもの、組織の病理検査が必要な場合に選択されます。
メリット:
デメリット:
治療の流れ(一般的な例):
カウンセリング・診察: 医師がイボやホクロの状態、大きさ、深さなどを確認し、切除術の適応を判断します。悪性の可能性についても検討し、必要に応じてダーモスコピーなどの検査を行うことがあります。治療法やリスク、費用、傷跡について詳しく説明を受けます。
術前検査: 必要に応じて、血液検査などの術前検査を行うことがあります。
手術: 局所麻酔を行います。メスを用いてイボやホクロを切り取り、丁寧に縫合します。
術後ケア: 傷口を清潔に保ち、感染予防のための軟膏を塗布したり、保護テープを貼ったりします。医師から指示された術後ケアをしっかりと行います。
抜糸: 通常、1週間~2週間後に抜糸を行います。
病理検査: 切除した組織を病理検査に出した場合、後日結果の説明を受けます。
経過観察: 傷跡の状態などを確認するため、定期的に通院する場合があります。
どちらの治療法が適しているかは、イボやホクロの状態によって異なります。
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